介護保険の活用>介護保険の特定疾病について学ぼう

介護保険の特定疾病についてその全てを理解している人は
果たしてどのくらいいるのでしょうか。
私は福祉の仕事について10年経ちますがはっきり言って
半分程度しか分かりません。
16種類の病名を完璧に覚えるのはかなり大変です。
ケアマネージャーの資格試験を受けるには必要ですが介護職として
働いている分には、自分の勤め先に特定疾病を持った利用者様がいな
い限りは病名や症状について詳しく知っている必要はない気がします。

しかし、介護保険は40歳以上は強制加入であり
特に40歳から64歳までの人は介護が必要になった時に介護保険
の適用を受けられるかどうかがかかっています。
そう思うと特定疾病について学んでおくのも悪くないです。
そこで簡単に特定疾病について述べようと思います。
介護保険は、満65歳以上の高齢者ならば申請をして要支援以上の
認定を受ければ誰でも利用できます。
しかし、同じように保険料を支払っていても64歳未満であると誰でも
と言うわけにはいきません。
介護が必要な状況に至った要因が加齢に伴うものであり
なお且つその状態が半年以上続く場合、などの条件がつきます。
そこに絡んでくるのが特定１６疾病です。

有名なものだとアルツハイマー型認知症やピック病、パーキンソン病
筋委縮性側策硬化症などです。
誰でも名前くらいは聞いたことがある病気から何それ
というような病気まで含めて16種類が認定されているのです。
この病気の診断を受けると６４歳未満であっても介護保険を利用できます。
まあ、介護保険は利用しないに越したことはないですが
万一の時に知っていると申請はスムーズかもしれないと思います。