介護保険の活用>有料老人ホームの現状に思うこと

母が有料老人ホームに入所して３年。日を追うごとに身体はいうこと
をきかなくなり今では入浴、トイレ、食事も全面介助の状態です。
歳はとっても介護されるというのも情けない、申し訳ないという
気持ちは大きいらしく、いつも　ありがとうございます、すみません
の言葉は欠かさない母を見ていると好きで不自由になったわけでは
ないのにと母のことを不憫に思ってしまいます。

母が入所している老人ホームは費用はかなり低価格なのではと思います。
もちろん、それは助かるのですが職員の数がぎりぎりなようで
昼間はホールのような広い部屋に入所者を集めてまとめて
面倒をみているようです。
もちろん毎日志向を凝らした歌、カラオケ、踊り、ゲーム
リハビリ等で飽きない時間をすごしているようですが車椅子の母は
長時間座りっぱなしでお尻が痛いと不満をもらしています。
しかし母には悪いですが、特別養護老人ホームは順番待ちこの低価格
の有料老人ホームに都合よく入所できて良かったと思っています。
有料老人ホームの現状はやはり運営の難しさではないでしょうか。

料金を高く設定すれば質の高いサービスもできますが入所者は入りずらい
低く設定すればサービスお質が落ちる。その兼ね合いだと思います。
母はここでお世話になるしかないと決心したように、娘の私にこそ
文句、愚痴、わがままを言いたい放題の母ですがホームの職員の方
にはそういうこともなく素直に応じています。
老人介護の大変さは並ではないと思うので
職員の方にはいつも感謝しています。